大山さまご家族/YUZAWA

  今回は、2015年10月にリフォームが完成した大山さん宅にお邪魔しました。ご家族の思い出がつまったご自宅。リフォームしたきっかけやリフォーム後、以前とどう変わったのかなどをお聞きしました。

リフォームを決断したきっかけ

 現在築数十年となる大山邸。リフォームのきっかけとなる転機が訪れたのは2013年頃でした。父・大山英太郎さんの病気が発覚。常にご家族の目配りが必要な状態となってしまいましたが、以前のご自宅では障子や仕切りが多く、英太郎さんの発作や急な体調の変化に家族が気がつきにくいため発見が遅れてしまう可能性がありました。その他にも、子どもたちが大きくなりそれぞれ独立し、英太郎さん・節子さんご夫婦で暮らすには広すぎる家をどうするか、という思いが以前からあったと娘の育子さんは話します。

 とはいえ、初めからリフォームありきではなく、新築やマンションへの引越しなども選択肢に入れていたそう。しかし、ご両親の思いがつまったこの家は、今まで暮らしてきたたくさんの思い出があります。また、英太郎さんが家の基礎の工事に自ら携わり、打ち合わせから完成まで約3年ほどの年月がかかったこだわりの家。壊してしまうのは建てたときの思いや今までの思い出も一緒に壊してしまうのではないか…、英太郎さんも「自分たちが苦労して建てた家が無くなってしまう」と悲しむのではないかと悩み、自宅の一部リフォームという結論にたどり着きました。

 育子さんが勤めている会社の建設に半田工務店が携わっていたことで、その仕事ぶりを見て、今回自宅のリフォームもお願いしたと言います。「父の体のことやおおまかな希望を伝えただけで、打ち合わせを長時間したということはありませんでした。"なんとか良いようにやってけれ"と、お任せのような感じだったので、担当の瀧澤さんはかなり苦労されたのではないかと思います(笑)。できあがってみると、今までとガラッと配置が変わっているのにすっと馴染むような空間に仕上がっていて、とても良かったです。前の自宅の方が長く住んでいるのに、今では"あれっ?ここ前何あったっけ"なんて思ってしまうほどです。すごく丁寧にしてくれて、今でも何かあればすぐ駆けつけてくれるのが心強いです」と話します。

家族みんなで見守る あたたかなリビングへ

 大山邸は自宅の一部リフォームだったため、工事期間中も引っ越すことなく自宅で過ごすことができ、病気の父の体や家族の負担が少なく完成を迎えることができました。工事中は、英太郎さんもよく現場を見に来ていたと言います。完成した新しい室内は、キッチンから英太郎さんの寝室が見えるよう設計。和室や廊下などがあった場所はリビングとして生まれ変わり、のんびりと家族みんなでくつろげる開放的な空間になりました。仕切りが少ないため、「どこにいても家族の気配を感じることができるので、安心して過ごすことができます」と育子さん。以前の自宅からあった家の柱を利用した飾り棚は、ご家族みんなのお気に入りのポイントのひとつ。海外へ留学中のお孫さんの写真などが飾られています。

 前の自宅の面影を残しつつ、今の暮らしに合わせた過ごしやすい快適な空間へと生まれ変わった大山邸。これからもこの家とともに家族の思い出を重ねていきます。

大山様邸
リフォーム完成日:2015年10月
構造:木造二階建て

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